多摩の名水を訪ねて 第2回 武蔵村山 滝の入り不動尊

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「甘露水」でググってみますと、
北海道、ニセコの地名が沢山ヒットします。
なるほど羊蹄山の麓に湧き出す水はさぞかし、
と誰もが頷く検索結果だと思います。
しかし、まさか東京で「甘い」と感じる天然水に
出会えるなどとは正直思いもしませんでした。
こちらは狭山丘陵の麓、武蔵村山の名水です。

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何故か思い出した 修学旅行の嵐山

青梅街道から1キロくらいでしょうか・・・。
あたりの景色は「東京の外れ」と表現するに相応しく、
都心のストレスとは全く縁の無いのどかな空気に包まれていました。
「滝の入不動尊」というちょっと変わった名前の寺院がポツンとありました。
「ポツンと」と表現しようと何故か初めに決めていたのが実は間違いでした。
GoogleMAPで見る限り、丘陵地の深い森に隠れて全貌が見えないだけだったのです。

瀧の入不動尊境内略図

瀧の入不動尊境内略図
クリック拡大、けっこう歩きがいがありそうです。

略図を見てビックリ、こんなに広い境内だったとは・・・。
しかも武蔵村山の奥の、「名も無い」に等しい場所にこんなところがあったなんて、
多摩に育ったなどと偉そうに言う割には、自身の不明を恥じる結果と相成りました。
もちろん、駐車場も含めて入場は無料ですが、
周囲の木々がもし竹林か何かなら、京都嵯峨野を彷彿とさせる佇まいで、
これは宣伝次第では「観光地化出来る!」のではないか、とか・・・。
要らぬおせっかいのひとつも焼きたくなってしまいます。

瀧の入不動尊境内略図

隣の「遊水地」のような湿地
水の名所らしいところです。

瀧の入不動尊境内略図

「名水」の少し手前
武蔵村山にこんな石仏群があったとは。

名水の名に恥じない 武蔵村山の美味しい水

さて本題の「名水」ですが、
本殿にお参りした後は正面向かって右側の通路を奥へ入って行きます。
すぐに道は二手に分かれ、片方は急な上り階段、もう片方は平坦な通路。
どちらに行けば「名水」にあやかれるのだろう?
思案することも無く、迷わず「楽な方」へ歩を進めると・・・、
ほうら、水の滴り落ちる音がして来たではありませんか!
天邪鬼は損をするという不動様のお諭しでしょうか、ありました。
湧き水の池には不動様ではなく、辨天様が居られました。
さっそく戴くことに致します。

瀧の入不動尊

湧き水の中の辨天様
お供えのセンスがいいですねえ。

瀧の入不動尊

これが「武蔵村山の名水」
水量も豊富でした

もう9月も末だというのに、台風からの湿った風に晒されて、
しつこい蒸し暑さに少々へたり気味だった体が、いきなり「シャキッ」とした感じです。
「甘い!」、一口戴いた瞬間にはっきりと甘さを感知することが出来ました。
明らかに水道水とは異なる味わい、冷蔵庫で冷やした水とは異なる自然な冷たさが実に心地よく、
「五臓六腑に染みわたる」美味しさです!
東京に、多摩に、こんなところがあったとは・・・。
辨天様にお許しをいただいて、持参のペットボトルに拝借。
隣にある遊水地のような所に、気持ち良さそうなベンチがあったのですが、
草ぼうぼうで、ちょうど草刈り作業中でもあったので、一休みは断念、
お行儀悪く立ち飲みしながら駐車場に戻りました。
もう少し涼しくなったら階段を上って天邪鬼しよう。

瀧の入不動尊

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