前大統領が就任した後の波風は、
想像以上に激しいものがありましたが、
バイデンさんの時代になって少しは静かになるのでしょうか?
他国のことなど大きなお世話とは、
言い切れぬ事情が我が国にもありそうです。
もし横田から本当に米軍が撤退したら、
その後はどのようになり得るのか?
このブログはもともと楽観的な趣旨のものですから、
難しい話は抜きにして考えてみました。
意外と静か? そりゃあ前の大統領よりは
横田基地の飛行差し止めを巡って、長い間争われてきましたが、
米軍の公的活動に対して、日本の民事判決権は及ばないという最高裁の判断が示されたことで、
一応の決着がついた形です。
騒音問題に関しては、東西冷戦の終結によって横田を発着する軍用機の数が激減したことからも、
周辺住民の「被害感」が薄れて来てもいるようでした。
今では航空機の騒音よりも、9.11以来神経質になっているテロ対策訓練のほうが、
よほど顰蹙を買っているようです。
模擬爆弾にサイレン、ジャイアントボイスなどを使用した訓練は、
予告なしに深夜突然実行されます。
10キロ先まで聞こえそうな、その「テロ行為」によって、周辺住民は叩き起こされ、
「何事か?」の恐怖に一瞬我を失うそうです。
横田絡みの死傷事故については過去2回記録されていますが、
そのひとつは昭和22年に発生した戦闘機の墜落事故。
エンジン故障を起こした機体が、墜落途中で多摩川鉄橋を渡っていた八高線列車に接触、
列車1両が河原に転落して4人が亡くなったというもの。
終戦直後であったためか、この程度のことでは誰も驚かなかったのかも知れません。
これから新型輸送機オスプレイが配備された後で、もしこんなことが起きたなら、
日本中がきっと大騒ぎになるでしょう。
それから暫くは民間人を巻き込む事故は起きていません。
エンジンカバーやら戦闘機のフードやら、いろんなものを周囲に落下させては来ましたが、
不思議と怪我人は出していないようです。
忘れるな! 敗戦国だということを
日米地位協定によって、通常ではまずあり得ない厚待遇を受けて来た在日米軍ですが、
「カネを払わないなら出てゆくぞ!」と息巻く人物が前大統領となって、
改めて「何をべらぼうな・・・」と怒る日本人が多いのも無理はありません。
これがもし、「大家と店子」の関係だったら「お前本当に不動産屋か?」と訝られるところです。
しかし、「あり得た場合」のことを想像してみるのもまた一興です。
もし日本から米軍が全面撤退したら、世界のミリタリーバランスはどうなるのか?
などというムツカシイ問題は置いときましょう、チンプンカンプンなので・・・。(^^;
横田はやはり空港にするしかないでしょうね。
空自は入間に拠点を持っているので、こんな近い場所に「出店」は要りますまい。
何という名前の空港が良いか? 「横田」は武蔵村山の字名で、現在は使われていないので、
「武蔵野空港」というのはどうでしょう?
元々「陸軍多摩飛行場」だったので「多摩空港」でも良いわけですが、なんか語呂が軽いですね。
発着枠を限界まで使い切り、まだ需要があるという羽田と成田から、
国際線を含めて3割程度をここへ持って来てはどうかと思うのです。
特に大型機が余裕で離着陸出来る長い滑走路を活かし、航空貨物を中心に取り扱えば、
少なくとも成田よりは優れた拠点になるはずです。
米軍施設で使えるものは使うにしても、
新たなターミナルビルやボーディングブリッジなどは作らなければなりません。
それに大規模な駐車場も・・・、これには是非お願いがあります。
地元多摩地域の住民は航空機利用時に限って駐車料金を無料にして頂きたい。(^^)v
だって、昔の「羽田駐車場」はタダだったじゃないですか。
これでハワイとかグアムとか、短期間のリゾート休暇が格段に「お手頃化」するはずです。
羽田や成田へ行くのを億劫がる多摩の人々が、旅行でお金を使う機会が増えることで、
国内の景気にも良い刺激になるのではありますまいか。ヽ(^o^)丿
最も頭を抱えているのは アメリカ
とまあ、こんな感じで「楽観的な想像力」を駆使するのもなかなか楽しいものです。
しかしウクライナ情勢は予想を超えて長引くばかりです。
それにきな臭さを増す台湾情勢もあり、これから日米共にいくらの軍事費がかかるのか、
バイデンさんの浮沈を含めて、どうやら先の読めない時代に突入したようです。
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