野火止用水緑道を散策するウォーキング後編です。
広々とした野火止緑地から、八坂までです。
歴史のある用水沿いは、玉川上水よりもむしろ
変化に富んでいて、歩く身も軽くなります。
空気が爽やかになるまで、あともう一息です。
水音を辿って 八坂まで
野火止緑地の出口は「ゆりのき通り」の信号です。
ここからは、民家の間の狭い路地に入ってゆきます。
途中、ともすれば「ここでいいの?」と思うような個所もありますが、
大丈夫です、道は1本ですから、どこまでも道なりに歩きます。
狭い住宅地をすり抜けると「こならばし」という小橋に出ます。
この橋を渡るとまた緑地になります。
なによりも「水音」が道案内です。
緑地を出て、道路を1本渡ると野火止用水は再び暗渠となります。
用水路に沿って樹木と歩道が続きます、右側は都営住宅です。
暫く歩くと「明治学院」の横を通ります。
歴史のあるミッションスクールらしい、趣ある建物が見えて来ます。
明治学院を過ぎると再び野火止用水が現れます。
道はまた狭い路地になりますが、今度は直線ですので先まで見通すことが出来ます。
玉川上水駅を出発して、もう裕に1時間以上歩いているはずですから、
この辺で小腹が空いたり、喉が渇いてくるかも知れません。
この細い道に入ってすぐ、コンビニ・サンクスがあります、
八坂に向かって右側を注意していればすぐに気が付くでしょう。
この先、富士見通りの信号前に小さな公園があり、ベンチやトイレもありますが、
終点の「九道の辻公園」までは、そこから10分位で到着します。
西武国分寺線の踏切が見えたら、もうゴールはすぐそこです。
踏切を渡ると、前方右側にゴール地点の「九道の辻公園が」見えて来ました。
ここがウォーキングの終点になります、お疲れ様。
この公園は前方の府中街道まで続く細長い公園になっています。
「水と緑」をテーマにした静かな公園です、和風の庭園がデザインされ、
とても清潔感のある公園です、もちろん休憩場所もトイレもあります。
「九道の辻」というのは八坂の旧名で、
鎌倉街道や江戸街道など九本の古道がここで交差していたので、そう呼ばれていたらしいです。
由来の詳細は現地案内板を御覧下さい。
西武多摩湖線、八坂駅は歩いてきた方向から見て、府中街道左手5分で到着できます。
前編 水辺を歩き森を散策する
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