多摩の健康ウォーキング 玉川上水を歩く

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夏場の運動不足解消に向けて、森の中の散歩道である
玉川上水緑道を御紹介していますが、
今回はその続きで玉川上水駅から拝島駅方面です。
前回と違って注意すべき点は、
長時間ではありませんが炎天下にされされる所
が数ヵ所あること、
座って休憩できる場所は1か所だけであること。
よって比較的体力に自信のある「上級者コース」
であることを御承知願います。

玉川上水緑道

立川断層を通過するあたりで玉川上水はカーブしている

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流れる音を聴きながら

全体の踏破時間は概ね2時間程度ですが、やや「ゆっくりめ」に見積もった値です。

玉川上水緑道には前回のコースの中にも沢山の橋が掛けられていて、

それらひとつひとつに名前が付けられています。

決して先を急ぐことなく、立ち止まりながらゆっくり歩いていただければと思います。

玉川上水駅では忘れずにトイレの用を足しておいて下さい。

また、飲み物も必須と思いますので調達の必要がありますが、

道中トイレが無いので、水分補給のペースに注意が必要です。

それでは出発です、最初に通過する橋は「千手橋」、木製の小さな橋とセットになっています。

続いて「みやの橋」、「金毘羅橋」と続きます。

この金毘羅橋のあたりですが、真直ぐだった玉川上水がここだけ南側にカーブしています。

所謂「立川断層」と呼ばれる活断層による落差を克服するためのカーブで、

江戸時代の土木技術としては高度な計算が行われていた様子が伺えます。

玉川上水は再び真直ぐになり、「見影橋」を過ぎると進行方向右側に武蔵砂川駅が見えます、

もう30分以上歩きましたか?

見影橋の右方にグランドがありますね、

その向こう側には屋敷林に囲まれた広い敷地が見えるはずです。

「砂川村」の名主さん宅です、江戸時代にはこのお屋敷専用に水路が引かれていて、

見影橋付近にその取水口が今でも確認できるそうですので、よろしければ探してみて下さい。

また見影橋付近から水面を覗くと、大きな鯉が数匹泳いでいるのを見かけることがあります。

玉川上水緑道

少し古い写真です
向うに見えるのは西武タチカワ駅、手前の空き地は現在ヤオコーさんになっています

玉川上水の露天風呂を目指して

続いて「すずかけ橋」を通過しますが、ここで左右を良く御覧になって下さい。

お気付きですか? 玉川上水の下を残堀川が潜っています、川と水路の交差点です。

春になると地元では桜の名所としても知られる残堀川ですが、

特にこの辺りは玉川上水の景観とも重なって満開時は大変綺麗です。

さて、「稲荷橋」を過ぎて「天王橋」の変形交差点に出ます、

ここの信号待ちがちょっと暑いかも知れません。

更に「一番橋」、「松中橋」を過ぎると玉川上水は暗渠に入ります。

この暗渠の上が広くなっていて、唯一ベンチが置かれているのもここになります。

玉川上水駅から軽く一時間以上歩いたと思います、

トイレはありませんがもし何ならば、近くにスーパーマーケット「ヤオコー」さんの建物が

そこからすぐ見えるはずです。

それにファミマもありますね。

「もうグロッキー」という方は無理せずに、ヤオコーさんの向うが西武立川駅です。

ここまで来れば拝島駅までプラス30分で到着できます。

しかし、夏場のことですから途中の温泉施設で終点にしては如何でしょうか? 

暗渠の場所からは10分程度で到着します。

「湯楽の里 昭島店」は玉川上水沿いの露天風呂がお勧めの日帰り温泉施設です。

ここで汗を流して、隣のバス停から拝島駅へ向かうのが宜しいかと存じます。

地元で大変人気の施設ですので休日は混雑しますが、

私はウォーキングの締めくくりにここをお勧めしておきます。

玉川上水緑道

「湯楽の里 昭島店」
をーくんぐの汗を流すのに最適です

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