厳選! 男の隠れ家 奥飛騨平湯温泉「ひらゆの森」

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ウィズ・コロナがやっと定着しつつあるようです。
何よりも「三密を避けよ」とか「県境を越えるな」とか、
やかましく言われなくなったことが大きな救いです。
そこで今回はリモートワークにも使えそうなお宿、
「男の隠れ家」を御案内しようと思います。
それは岐阜県、奥飛騨温泉郷の平湯温泉にあります。
日常の雑事一切を忘れ、我独り思う、故に我在りと。

 

 

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東京から4~5時間 遠くも近くもない”隠れ家”

新宿バスタから飛騨高山まで、1日6往復の高速バスが出ています。
多摩地域からでしたら、府中か日野のバス停を利用するのが便利でしょうね。
八王子バス停はちょっと不便ですが、府中なら西武多摩川線、競艇場前駅、
日野なら多摩都市モノレール、甲州街道駅からそれぞれ徒歩10分以内です。
また、大型バスが通行出来るくらいですから、マイカーでももちろんOKです。
イメージほどキツい峠道はありません、でもこの季節ですからタイヤは冬用ということで。
道順ですがこれも意外と簡単で、中央道松本ICを下りたら「上高地」へ向かって走りましょう。
上高地はマイカー通行止めですので、自動的に安房トンネルへと案内されます。
安房トンネルを過ぎた料金所の先、
すぐの信号を右折すると200mで「ひらゆの森」という大きな看板が目につきます。
私がお勧めする「男の隠れ家」とは、この「ひらゆの森」のことなんです。

 

平湯温泉 ひらゆの森
正面入り口 (トリップアドバイザー提供)
 

高速バスは、ひとつ先のドライブインがバス停になっていますが、100m歩いて戻れば到着です。
温泉旅館が立ち寄りでお風呂を提供しているところは沢山ありますが、
「ひらゆの森」はその反対です。
本来は「日帰り温泉施設」なのですが、宿泊できる棟が併設されているのです。
本館、新館、合掌棟のうち、御家族で利用されるなら合掌棟が良いと思いますが、
今回の御案内は「男の隠れ家」ですから、「お独り様」ということを前提とすると、
「本館和室トイレ無し」をお勧めする次第です。
素泊まりならば ¥4,500 で泊まれるんです。

 

平湯温泉 ひらゆの森
和室トイレ無し (トリップアドバイザー提供)
 

 

平湯温泉 ひらゆの森
廊下も含め全館畳敷き (トリップアドバイザー提供)
 

廊下も含めて全館畳敷きの館内は、素足でどこへでも行けます、
スリッパ不要のこのアイデアは旅館には無い気軽さです。
お部屋では至れり尽くせりのサービスはありません、だから「隠れ家」なのです。
私の場合、到着したらまずお部屋の布団を敷いて、
「ごろ寝体制」を整え、暖房をONにしてからお風呂へ行きます。
これらは全てセルフです、旅館ではありませんので、
施設のスタッフは誰一人お部屋を訪ねて来ることはありません。(^^)v

 

平湯温泉 ひらゆの森
風情ある内湯は湯治場の雰囲気 (トリップアドバイザー提供)
 

 

平湯温泉 ひらゆの森
16湯の露天風呂 (トリップアドバイザー提供)
 

お風呂は湯治場風情溢れる内湯と、男女合わせて16もある露天。
それぞれにお湯の濁り具合や、温度が違うので、飽きることがありません。
夜の9時になると「日帰り入浴」の営業が終わりますので、それ以降は「宿泊者専用」となります。
露天風呂を含め24時間入浴可能ですから、私などは必ず深夜に露天へ行くことにしています。
誰も居ない露天風呂、湯気の向うはきらめく星空、贅沢ここに極まれり・・・、です。(#^.^#)

 

平湯温泉 ひらゆの森
レストランもみの木で飛騨牛定食 (トリップアドバイザー提供)
 

 

平湯温泉 ひらゆの森
朝食には名物の朴葉味噌も (トリップアドバイザー提供)
 

お食事は、館内のレストラン「もみの木」を利用します。
朝食は宿泊予約時に付けてもらうしかありませんが、
夕食はメニューから自由に注文することも可能です。
飛騨牛に、地ビール、地酒・・・、
独りでしんみりと盃を傾けるのもたまには良いものです。( ^)o(^ )

 

 

お金を使うだけが贅沢じゃない

「ひらゆの森」の良いところは、「誰もかまってくれない」所にあります。
つまり、事実上「飲食物の持ち込み」が自由であるということ!
私は車で行きますが、まず地元の安売り店で缶ビールを仕入れ、
ついでにコンビニで軽いおつまみ類などを調達してから向かいます。
日帰り入浴客で混雑するエントランスは憚られるので、
宿泊者専用の小さな出入り口からそれらを持ち込みます。
空いていれば車もなるべく「宿泊者出入り口」の近くに停めるようにします。
お部屋には確か冷蔵庫が無かったと思いますが、秋と冬なら大丈夫、
窓のサッシ沿いに缶ビールを並べておけば、キンキンに冷えますよ!(^^)v

 

平湯温泉 ひらゆの森
午後9時以降は貸し切り状態に (トリップアドバイザー提供)
 

いいこと尽くしの「ひらゆの森」ですが、ひとつだけ欠点が・・・、(´・ω・`)
大変人気の高い施設なので「通年混んでいる」ということです。
よって予約は余裕を持って1ヵ月以上先を狙いましょう。
夏山シーズンはアルピニスト達が重宝しているようで、大変込み合います。
また紅葉の季節となりますと、半年前でも予約が難しくなることがあります。
従ってこの時期は外すべきでしょう、紅葉が終わった11月から翌年のGWくらいまで。
連休と冬休み、春休みを避けることをお勧めします。

 

下のリンクから予約できます
 

 


男の隠れ家~ひらゆの森
 

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